こんにちは!
世界ドリームプロジェクトを運営しているゆうすけです。

「夢を尋ねる旅」
フィリピン・マニラのあるスラム街で尋ねた「夢」の記事の2つ目です。
前回の記事はこちら
【夢を尋ねる旅】フィリピンのスラム街で暮らす人々の夢 part1「家族のために…」

今回は、このスラム街で出会った小学生の男の子の書いてくれた「夢」が印象的だったので記事にしていきます。
 
訪れたスラム街はこんな雰囲気です。
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フィリピンの中でもかなり貧困層の人たちが暮らしているエリアです。
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一人では何があるか分からないので、
現地の仲良くなったモートバイの運転手ジャックに同行してもらいました。
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そのスラム街で10人ちょっとに「夢」をインタビューしたうちの一人がこの男の子
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“ gusto ko maging baseball player and teacher at makapagtapos ng pag-aaral”
「ぼくは野球選手と先生になりたい。学校の勉強をしっかり終えたい。」
 
夢は野球選手と先生になること。
学校の勉強をしっかり終えたいだなんて、学校に行けることが当たり前に感じていたぼくは、彼くらいの年のときにそんなことは考えたことがなかった…。

スラム街ではいたるところにバスケットゴールがあって、子どもや若い大人たちがよく遊んでいます。
でも彼は野球選手になりたいそう。
この夢を書いてから、彼はぼくの後を追いかけて、ボロボロになった野球ボールを見せてくれました。 
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でも持っているのはこの野球ボールだけ。
グローブとバットは持っていないそう。そんな彼がぼくに言った言葉が心に残っています。
「ゆすけ、今度来るときはグローブ持ってきてね。」 

野球選手になるという彼の夢。でも野球をするための道具も揃えることもできない。
ぼくは世界をこうやって旅までできて、経済的には恵まれている。
せめて彼の夢を叶えるためのちょっとした力になりたいとこのとき感じました。

住所もない場所だけど、ぼくの地図には彼の住んでいるところは記録してあります。
また彼に会いに行って、そのときはグローブを持っていきたいな。バットもね!

素手でだけど彼と一緒にキャッチボールをしたのはぼくにとっても大切な思い出です。
今度はグローブを持ってキャッチボールできるかな。


「夢」を尋ねるプロジェクトはマルマン株式会社の協力により実施しています。
マルマンのスケッチブック
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