こんにちは。
世界ドリームプロジェクトを運営しているゆうすけです。

いましている夢を尋ねる旅の中で、フィリピンのあるファミリーの家に泊まらせてもらいました。
(他の記事: 【夢を尋ねる旅】フィリピンで泊まった田舎の家族の夢「収入はないけど…Always Happy!」 )
そこである彼が話してくれたことが印象的だったので今回記事にします。

その彼は、赤い服を着た女の子 Princessのお父さん
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やさしい表情の彼ですが、たった3ヶ月前に悲しいできごとがありました。
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はじめ、彼に夢を聞いたときは「何もない」と暗い表情で言っていました。
どうしてなんだろう。そう考えていましたが、あとからその理由がわかりました。


「夢」のインタビューの他にぼくは今回、主観的幸福度に関するアンケート調査をしています。
そのアンケートに答えているときに、彼はいまの自分の心境を打ち明けてくれました。
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彼は24歳で妻もいました。
しかし、いまから3ヶ月前に妻を病気で失ったのです。
「病院で彼女が亡くなるとき、彼女はぼくの腕の中で眠っていたんだ。」
 
妻の写真を見せてくれて、そのとき彼は溢れてくる涙をこらえていました。
ぼくも途中から涙が出てきてしまった。

まだ若いふたりが結婚をして、小さな子どもがいて。
これから夫婦として子どもの将来を作っていこうというときに、大切なパートナーを失ってしまった。 
きっと本人にしか分からない辛さがある。

そんな彼が書いてくれた夢はこんな内容でした。
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" A "time Machine" so i can back to the past where my wife still alive also I want to be a Successful Bosinesan SOMEDAY..."
「タイムマシン」そしたらぼくは妻がまだ生きていた時間に戻れる。それからぼくはいつか成功したビジネスマンになりたい。

とてもぼくの心に触れた夢でした。彼のいまの気持ちを正直に「夢」として表現してくれた。
失った大切なパートナーとの時間を過ごせるのは、これから先ではなくなってしまった。
過去に戻れることができるのならば、妻が生きていた時間を一緒に過ごせる。

過去に戻りたいと思うのは分かるような気がした。
大切な人を失ったとき、どうやったら気持ちを前に向けていくことができるのだろう。

でも彼はこんなことも語ってくれました。
「ぼくにはプリンセスがいるからまだ幸せ」 
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プリンセスと一緒に、いつか彼がこれからの人生を明るく歩んでいくことができますように。


「夢」を尋ねるプロジェクトはマルマン株式会社の協力により実施しています。
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